[ビジネスに効くゴルフ] ゴルフクラブは人脈の宝庫 ~ ゴルフを出会いの機会にするには
日本人による日本人のための最初のゴルフクラブとして、大正2年に設立された東京ゴルフ倶楽部。会員には皇族、華族をはじめ、当時の日本の中枢部を担う錚々たるメンバーが名を連ね、趣味と社交の場としての、我が国の正統派ゴルフクラブの原型を創り上げました。
さて、長野市エリアにおける正統派ゴルフクラブの歴史ですが、その約半世紀後の昭和40年、長野カントリークラブの開場から始まる事となります。当時の地域政財界の重鎮達の手で設立され、今でも当地のフラッグシップクラブとして、堂々たる威厳をたたえています。
その後も複数のクラブが開場し、地域において重要な役割を担う方々が、それぞれの会員として所属されています。これだけ見ればゴルフクラブには、ビジネスにも有効な人脈づくりの機会があるように思えます。しかし、例え会員としてクラブへ所属しても、特定のお仲間とラウンドしてしまう場合が多いため、新しい出会いがそう頻繁に訪れるものではないのが実情です。
では、どうしたらゴルフ場がビジネスにおける出会いの機会となるのでしょうか。その答えの一つが、各種団体や金融機関が開催する、異業種交流コンペへの参加です。来る7月22日には、本格的なチャンピオンコースとして名高い、信濃ゴルフ倶楽部にて、長野法人会の会員親睦ゴルフ大会が行われます。
地域の経営者と知り合いになり、関係を深める絶好のチャンスです。万障お繰り合わせの上、ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。
ビジネスサポートながの 2015年7月号より
文責 古木惣一郎